箱根ポーラ美術館「ゴッホ・インパクト―生成する情熱」展　2025年秋、熱気を帯びて開催中

2025年5月31日(土)から11月30日(日)まで、神奈川県箱根町のポーラ美術館にて「ゴッホ・インパクト―生成する情熱」展が開催されています。本展は、フィンセント・ファン・ゴッホとその影響を受けた画家たち、そして現代アーティストの作品を通して、ゴッホの情熱とその創造性を多角的に探求する展覧会です。

展覧会を彩るオリジナルグッズとスペシャルメニュー
箱根登山電車「アレグラ号」広告ジャック
展覧会概要とポーラ美術館について
展示風景

展覧会を彩るオリジナルグッズとスペシャルメニュー

展覧会をさらに楽しむために、魅力的なオリジナルグッズが販売されています。

オリジナルグッズ

「ゴッホ・インパクト」ロゴトート (2,600円):　展覧会ロゴをプリントした大判トートバッグ。レッドとイエローの2色展開で、内側ポケット付きです。
ゴッホ《アザミの花》バックプリントＴシャツ (6,500円):　ゴッホ晩年の作品《アザミの花》を大胆にバックプリントしたTシャツ。ゴッホの手紙からの言葉がさりげなくデザインされています。ブラックとホワイトの2色、S/M/L/XLサイズ展開です。
「ゴッホ・インパクト」ロゴタオル（巾着付き） (2,600円):　ゴッホの言葉が英字でプリントされた日本製のタオル。巾着付きで持ち運びにも便利です。

さらに、箱根の老舗菓子店「ちもと」とのコラボレーション商品も販売されています。

ゴッホ《あざみの花》パッケージ「湯もち・八里」 (1,910円):　アザミの花をモチーフにしたパッケージの「湯もち」と「八里」のアソートです。白玉粉と卵白を練り上げた柔らかいお餅に羊羹を刻み入れた「湯もち」と、箱根八里の馬子衆の鈴をかたどったこしあんの最中「八里」がセットになっています。火曜・木曜・土曜の週3回、13時半頃以降入荷次第販売、数量限定です。
クロード・モネ《睡蓮》パッケージ「湯もち」(1,550円):　コラボレーション第1弾として販売されていた商品も引き続き販売中です。

これらのグッズは、ポーラ美術館ミュージアムショップとオンラインショップで購入可能です。お問い合わせは、ポーラ美術館（TEL:0460-84-2111）まで。

また、美術館内のレストランアレイでは、展覧会限定のスペシャルコース「ゴッホと旅する」(5,500円)を提供しています。ゴッホが旅したヨーロッパ各地の伝統料理をアレンジした、特別なコースメニューです。アペリティフからデザートまで、ゴッホの世界観を五感で堪能できる内容となっています。レストランアレイの営業時間は11:00～17:00（ラストオーダー16:30）です。席のご予約はウェブサイトより承っています。

箱根登山電車「アレグラ号」広告ジャック

「ゴッホ・インパクト」展の開催を記念し、箱根登山電車「アレグラ号」の一車両が展覧会広告ジャックされています。6月中旬よりあじさいが見頃となる箱根登山電車「あじさい電車」で、ゴッホの情熱的な言葉と箱根の風景が融合した広告をお楽しみいただけます。強羅駅からはポーラ美術館への無料送迎バスが運行しています（1日13往復、乗車時間約8分）。運行区間は箱根湯本駅～強羅駅で、掲出車両は3103形アレグラ号です。運行ダイヤは非公開です。

展覧会概要とポーラ美術館について

「ゴッホ・インパクト─生成する情熱」

会期: 2025年5月31日(土)～11月30日(日) 会期中無休
会場: ポーラ美術館展示室1、2、3
主催: 公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館
主な出品作家: フィンセント・ファン・ゴッホ、ジョルジュ・スーラ、ポール・シニャック、ポール・セザンヌ、ポール・ゴーガン、アンリ・マティス、モーリス・ド・ヴラマンク、岸田劉生、木村荘八、萬鐵五郎、前田寛治、佐伯祐三、中村彝、吉原治良、森村泰昌、福田美蘭、桑久保徹、フィオナ・タン　ほか

ポーラ美術館は、2002年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに開館しました。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを有し、現代美術作品も展示しています。開館時間は午前9時～午後5時（入館は午後4時30分まで）です。入館料は大人2,200円（シニア含む）、大学・高校生1,700円、中学生以下無料、障害者手帳をお持ちの方と付添者（1名まで）1,100円（すべて税込）です。団体割引もあります。所在地は神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285です。

本展では、ゴッホの情熱と創造性、そしてその後の美術史への影響を深く体感できる機会となっています。箱根の美しい自然の中で、ゴッホの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。