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夏の福袋2025トレンド!食品人気で認知度3割、お得感抜群

2025年夏の福袋トレンド:認知度は3割だが、お得感から食品系が人気

2025年6月、株式会社クロス・マーケティングが全国20~69歳の男女1,100名を対象に実施した「夏の福袋に関する調査」によると、夏の福袋の認知度は28.1%、購入経験者は6.9%にとどまりました。しかし、購入経験者からは高い満足度が示唆されており、今後の市場拡大の可能性が期待されます。

夏の福袋の認知と購入実態

本調査では、夏の福袋に関する認知度、購入経験、興味のあるジャンル、購入意欲のある販売場所、そして夏の福袋に対するイメージについて調査されました。

まず、夏の福袋を「知っている」と回答した人は全体の28.1%でした。一方、「買ったことがある」と回答した人は6.9%と、認知度と比較して購入経験者は少ないという結果になりました。

購入経験者の属性をみると、男性20代と女性40代で10%を超える割合を示しており、これらの層において夏の福袋への関心が比較的高いことが分かります。

気になるジャンルは食品系!購買層による違いも

夏の福袋で興味のあるジャンルを尋ねたところ、「お菓子・スイーツ類」「コーヒー・紅茶・お茶など嗜好飲料」「季節の野菜や果物詰め合わせ」が上位3位を占め、食品や飲料が人気であることが明らかになりました。

一方で、世代間の違いも確認されました。男性20代は「パソコンやスマホ等の周辺機器」への関心が強く、女性20~30代では「生活雑貨・日用品」「コスメ・スキンケア用品」への関心が比較的高かった点が注目されます。

購入意欲を掻き立てる販売場所

夏の福袋に興味を持つ販売場所については、「スーパーマーケット」が29.0%と最も高く、続いて「スイーツ店」「デパート・百貨店」「コーヒーショップ・カフェ」「ECモール」と続きます。

性別による違いもみられ、女性は「スイーツ店」「コーヒーショップ・カフェ」、男性は「家電量販店」への関心がより高くなっています。

夏の福袋への肯定的なイメージ

夏の福袋に対するイメージは、「お得感がある」「夏らしいアイテムや限定品が手に入る」「自分へのご褒美になる」といった肯定的な意見が2~3割台で確認されました。これらの結果から、夏の福袋は単なる消費活動ではなく、お得感や特別な体験を求める消費者のニーズに応える存在として捉えられている可能性が示唆されます。

調査概要

株式会社クロス・マーケティングについて

株式会社クロス・マーケティングは、マーケティングリサーチ事業とマーケティング・リサーチに関するコンサルテーションを行う企業です。東京都新宿区に本社を置いています。

まとめ

2025年夏の福袋は、まだ認知度が低いものの、お得感や限定商品への期待から、特に食品系が人気を集めていることが分かりました。販売場所においても、スーパーマーケットや専門店のほか、ECモールも重要なチャネルになりつつあるようです。今後、夏の福袋市場がどのように拡大していくのか、注目が集まります。

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