2025年、世田谷区コミュニティ農園の管理運営を受託
プランティオ株式会社(東京都渋谷区)は、2025年、東京都世田谷区が運営するコミュニティ農園の管理運営事業者として業務を受託しました。
地域と繋がる「農のコミュニティ」形成を推進
「たのしいグリーン・フード・インフラ」の構築を目指すプランティオ株式会社は、この事業を通して、農的活動を通じた地域住民同士の繋がりや住民の主体的な関わりを促進し、地域に根ざした「農のコミュニティ」の形成を推進します。
世田谷区は、農業振興、農地保全に加え、地域コミュニティの再構築や防災対策の観点から、地域住民が共同で管理・運営するコミュニティ農園の取り組みを新たに開始しました。2025年度の取り組みでは、農のイベントを通じて農地や農業の機能を学び、地域の課題解決に寄与する農のコミュニティ構築を目指しています。 これは、2022年度から2025年度にかけて提案型協働事業として運営されていたコミュニティ農園「タマリバタケ」の後継事業として開始されたものです。
プランティオ株式会社は、上野毛地区・二子玉川地区の地域住民を対象とした日常的な農的活動や農業体験イベント、農に関する勉強会等の企画・運営を行います。農園の維持管理も担います。
「みんなで育てる地域の共生農園」をコンセプトに
長年のコミュニティ農園の設置・運営ノウハウを活かし、「みんなで育てる地域の共生農園」をコンセプトに、地域に根ざした持続可能な農園の運営と地域のコミュニティ形成を目指します。
農体験を通して、参加者が食や自然とのつながりを見つめ直し、農の大切さや食の安全性、景観・環境保全への関心を深めることを目指します。幅広い世代が農に親しみ、継続的な参加や農地への主体的な関わりへと繋げていくことを目指しています。
世田谷区コミュニティ農園事業について
世田谷区は、都市に残る貴重な農地を将来にわたって保全することを目的として、住民が「農のある暮らし」(アーバンファーミング)を実践しながら、地域住民同士のつながりを育み、「農のコミュニティ」形成を目指しています。
この取り組みでは、幅広い世代が土に触れ、作物を育て、収穫する体験を通じて、「農のある暮らし」の魅力を感じてもらい、食や環境・景観への意識を高めていきます。 農地や農業が持つ多面的な機能を地域全体で共有し、都市における貴重な農地を次世代へと引き継ぐための基盤づくりを進めていきます。
プランティオ株式会社について
プランティオ株式会社は、「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」をビジョンに掲げ、「たのしいグリーン・フード・インフラ(アーバンファーミング)」の構築を目指しています。IoTやAI、ICTを活用した野菜栽培ガイドシステムや、農と食に関するコンテンツ・プログラムの開発、農と食のあるまちづくりのコンサルティングなどを展開しています。
まとめ
プランティオ株式会社は、2025年、世田谷区のコミュニティ農園の管理運営を受託し、地域住民参加型の持続可能な農園運営と、地域コミュニティの活性化に貢献します。 農体験を通して、食や環境への意識向上を目指し、都市における貴重な農地の保全と次世代への継承に繋がる取り組みとなります。
