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菱田蒸溜所 新商品「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5」を7月15日(火)より発売いたします。

菱田蒸溜所、ニューボーンシリーズ最新作「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5」を2025年7月15日(火)発売

2025年7月15日(火)より、天星酒造株式会社が運営する菱田蒸溜所から、新商品「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5」が発売されます。本商品は、姉妹蒸溜所である長濱蒸溜所(滋賀県)のチーフブレンダー屋久氏監修のもと、丁寧にブレンディングされたニューボーンウイスキーです。

菱田蒸溜所:鹿児島の新たなウイスキー蒸溜所

菱田蒸溜所は、1901年創業の焼酎蔵、天星酒造内に2022年に新設されたウイスキー製造所です。平成の名水百選にも選ばれた「普現堂湧水源」由来の超軟水を使用し、鹿児島県大隅半島のモルト・グレーンウイスキーを製造しています。2022年11月の初蒸溜以来、モルトおよびグレーンウイスキーの製造を続け、その技術を磨いてきました。

「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5」:短熟成ながら豊かなキャラクター

「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5」は、熟成期間3年未満の原酒を使用したニューボーンウイスキーです。しかし、鹿児島県大隅半島の温暖な気候で育まれた原酒は、短熟成ながら豊かなキャラクターを備えています。バーボンやシェリーカスクなどで熟成させた原酒と、天星酒造独自の製法で生まれたグレーン原酒「チョコレートバーレイ」を、長濱蒸溜所のチーフブレンダー屋久氏の監修の下、丁寧にブレンドすることで、複雑で奥深い味わいが実現されています。

“2.5”の持つ意味:進化したレシピと高い評価

2025年3月には「菱田蒸溜所 ニューボーン PreludeⅠ」が発売されましたが、同時期に輸出やイベントなど限定的な目的で「菱田蒸溜所 ニューボーン PreludeⅡ」も発売されていました。このPreludeⅡは、東京ウイスキー&スピリッツコンペティションのニューボーン部門で「ベストコストパフォーマンス賞」を受賞するなど、高い評価を得ました。しかし、構成原酒の都合上、PreludeⅡの増産が困難だったため、そのレシピを基にブレンド比を再構築し、「Prelude2.5」として生まれ変わりました。 PreludeⅡの成功を踏まえ、更なる進化を遂げた製品と言えるでしょう。

テイスティングコメント:五感を満たす複雑な味わい

「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5」は、深みのある琥珀色をしており、複雑で奥深い味わいを持ち合わせています。

アロマ: トップノートではバニラや蜂蜜を思わせる力強く明確な樽感、熟成によるどっしりとしたボディを感じます。それに寄り添うように、シェリー樽原酒由来のきめ細やかで華やかな香りが繊細に広がり、ワインカスク由来の心地よいフローラルなアクセントと、フルーティーで洗練されたニュアンスが奥行きを与えます。さらに、コーヒーやモカ、ナッツを思わせるユニークな香ばしさが他の原酒と見事に調和しています。

テイスト: 口に含むと、九州南国熟成による力強さと繊細さ、そして個性的な香ばしさが絶妙に融合したハーモニーが広がります。アロマで感じられた樽の力強さが舌の上で確かな存在感を示し、華やかな果実味と柔らかな口当たりが続きます。深みとコクを併せ持つソーテルヌ樽熟成原酒が独自のアクセントを添え、焙煎グレーンの特徴的なフレーバーが複雑な余韻を長く持続させます。

製品情報:

天星酒造株式会社と菱田蒸溜所について

天星酒造株式会社は、1901年創業、鹿児島県曽於郡大崎町菱田に拠点を置く酒類製造会社です。2022年にウイスキー製造部門「菱田蒸溜所」を新設し、国内外の人々に愛される蒸溜酒の製造に励んでいます。

販売代理店:株式会社都光

「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5」の販売代理店は、株式会社都光です。

まとめ

菱田蒸溜所が手掛けるニューボーンウイスキー「Prelude2.5」は、短熟成ながら複雑で奥深い味わいを追求した、自信作と言えるでしょう。 長濱蒸溜所のブレンダーの技術と、菱田蒸溜所独自の製法が融合した、この逸品をぜひご堪能ください。

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