- 黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒:半世紀の熟成と伝統が織りなす特別な味わい
2025年9月下旬、黒龍酒造株式会社より、同社を代表する銘酒「黒龍 大吟醸 龍」の発売50周年を記念した限定酒「黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒」が発売されます。1975年の発売以来、黒龍酒造の歩みを象徴するこの銘酒は、吟醸酒の新たな地平を切り開き、今日の黒龍酒造を築き上げる礎となりました。
吟醸蔵の転機、そして熟成への挑戦
1975年、当時七代目蔵元であった水野正氏は、ワインの熟成技術に着想を得て「黒龍 大吟醸 龍」を世に送り出しました。それまでの大吟醸酒は、主に酒蔵の技術力を見極めるための品評会用が中心でした。しかし「黒龍 大吟醸 龍」は、大吟醸酒を広く一般市場に流通させる全国的な先駆けとなり、黒龍酒造を吟醸蔵としての地位を確立する大きな転換点となりました。
この「黒龍 大吟醸 龍」の開発過程で試行錯誤された熟成技術は、現在の黒龍酒造の低温熟成技術の基礎を築き、そのこだわりは現在も受け継がれています。 低温熟成による繊細な香りとまろやかな味わいは、黒龍酒造の代名詞となっています。
エволюションするパッケージデザイン:福井の伝統を纏う
「黒龍 大吟醸 龍」のパッケージにも、黒龍酒造のこだわりが凝縮されています。発売当初は日本酒を搾る酒袋をラベルに使用していましたが、その後、地元福井の伝統工芸である越前織を採用。この商品をきっかけに、黒龍酒造は越前和紙や越前漆器、織物などの福井の伝統的なデザインを取り入れたパッケージを展開し、地域文化との連携を深めてきました。 50周年記念酒のパッケージも、これまでの歴史を踏まえ、特別なデザインが施される予定です。
五十年の熟成が織りなす、芳醇な味わい
「黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒」は、2020年に醸造された原酒を、黒龍酒造が長年培ってきた低温熟成技術を用いて更に5年間熟成させたものです。熟成によって複雑味を増した、甘やかな花の蜜を思わせる吟醸香が特徴です。 口当たりは羽二重のように滑らかで、まろやかな甘味とうまみが調和した、奥行きのある味わいが楽しめます。
商品概要
- 商品名: 黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒
- 使用米: 兵庫県産山田錦 100%
- 精米歩合: 40%
- アルコール分: 16.5%
- 酒の種類: 大吟醸酒
- 内容量: 720ml
- 販売価格: 22,000円(税込)
- 発売時期: 2025年9月下旬発売
販売情報
「黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒」は、全国の黒龍酒造特約酒販店(一部店舗を除く)にて限定発売されます。販売数量には限りがあるため、お求めの方は、お近くの特約酒販店へ直接お問い合わせください。特約店一覧は、黒龍酒造のウェブサイトでご確認ください。
黒龍酒造株式会社について
福井県吉田郡永平寺町に本社を置く黒龍酒造株式会社は、伝統を守りながら常に革新を続ける酒造会社です。 「黒龍 大吟醸 龍」をはじめとする数々の銘酒を世に送り出し、高い評価を得ています。
50年の歴史が凝縮された逸品
「黒龍 大吟醸 龍 五十周年記念酒」は、単なる記念酒にとどまらず、黒龍酒造の半世紀の歴史と、熟成技術の粋を集めた特別な逸品です。 この機会に、ぜひその芳醇な味わいを堪能してください。



コメント