- 2025年、徳島発の新スイーツ!「阿波すず香のブッセ」が新登場
徳島農大そらそうじゃ、阿波すず香生産者、ハレルヤがタッグを組んだ!
徳島農大そらそうじゃは、徳島県立農林水産総合技術支援センター農業大学校(以下、徳島県立農業大学校)の学生が運営する模擬会社です。地元の生産者と連携し、県が育成した香酸柑橘「阿波すず香」の魅力を発信するため、地元菓子メーカーの株式会社ハレルヤと共同で「阿波すず香のブッセ」を開発しました。
学生たちの熱意が形になった、新しいおいしさ
徳島県立農業大学校には、生産から加工、流通までを学ぶ「6次産業ビジネスコース」があり、学生たちは農産物の高付加価値化を目指し、県産品を使った商品開発に取り組んでいます。近年、6次産業ビジネスコースの学生たちは、香酸柑橘「阿波すず香」をテーマとしたプロジェクト課題に取り組み、栽培技術や用途開発について研究を重ねてきました。
知る人ぞ知る柑橘「阿波すず香」とは?
「阿波すず香」は、2017年に徳島県が品種登録したすだちとゆずの交配種です。爽やかな香りとまろやかな酸味を持つ果汁、肉厚で苦みが少ない果皮、そして果実全体を余すことなく使えるのが特徴です。しかし、すだちやゆずが広く知られている一方で、「阿波すず香」の知名度はまだ低く、栽培地域も佐那河内村や神山町など一部に限られています。
スイーツとの相性抜群!「阿波すず香」の可能性
学生たちの研究の結果、「阿波すず香」はスイーツとの相性が非常に良く、特に完熟した果皮の加工特性が優れていることが判明しました。そこで、生産者と共に、この新しい柑橘「阿波すず香」の美味しさを広めるため、株式会社ハレルヤに協力を依頼し、「阿波すず香のブッセ」の開発に至りました。
「阿波すず香のブッセ」のおいしさの秘密
「阿波すず香のブッセ」は、徳島県産「阿波すず香」のマイルドな酸味の果汁と、完熟した果皮の蜜漬けを使用しています。隠し味としてクリームチーズを加え、爽やかさの中に深みとコクのあるフィリングに仕上げました。外側はふんわりとした口どけの良いブッセ生地でフィリングをサンドし、甘さと酸味が絶妙に調和した一品です。一口食べると、阿波すず香ならではの爽やかな香りが口いっぱいに広がり、上品な余韻が楽しめます。
販売情報
「阿波すず香のブッセ」は、2025年12月1日より、以下の店舗で販売を開始します。
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販売価格:
- 1個180円(税抜)
- 5個入り1,000円(税抜)
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販売店舗:
- ハレルヤスイーツキッチン 4店舗
- 松茂本店(徳島県板野郡松茂町広島字北川向四ノ越30番地)
- イオンモール徳島店1階(徳島県徳島市南末広町4番1号)
- 徳島駅クレメントプラザ店地下1階(徳島県徳島市寺島本町西1-61)
- ゆめタウン徳島店1階(徳島県板野郡藍住町奥野字東中須88-1)
- 徳島空港あいぐら(徳島空港ビル3階)(徳島県板野郡松茂町豊久字朝日野16-2)
- ハレルヤスイーツキッチン 4店舗
インバウンド向け試食販売イベントも開催予定
インバウンドにもゆず商品は人気であることから、同じ香酸柑橘の仲間である「阿波すず香」を使用した「阿波すず香のブッセ」を、海外の方にも知ってもらうため、試食イベントを計画しています。
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イベント詳細:
- 12月3日(水)15:00~17:00
- 場所:GOOD NATURE STATION(1階 屋外スペース)(京都府京都市下京区稲荷町318番6)
- 内容:農業大学校学生による「阿波すず香」PR試食販売
- 12月5日(金)17:00~19:00
- 場所:徳島空港あいぐら(徳島空港ビル3階)(徳島県板野郡松茂町豊久字朝日野16-2)
- 内容:農業大学校学生による「阿波すず香」PR試食販売
- 12月3日(水)15:00~17:00
関連情報
徳島県立農林水産総合技術支援センター農業大学校について
徳島県立農業大学校は、未来の農業と地域を担う人材を育成する教育機関です。実践的なカリキュラムを通じて、農業生産の専門知識と技術、経営について学び、即戦力となる人材育成に力を入れています。「農業生産技術コース」「6次産業ビジネスコース」の2コースがあり、就農や農業・食品関連会社企業等への就職を目指す学生を支援しています。
株式会社ハレルヤについて
株式会社ハレルヤは、徳島県を拠点とする菓子の老舗メーカーで、徳島を代表する銘菓「金長まんじゅう」が有名です。なると金時や木頭ゆず、和三盆糖といった地元の特産品を活かした商品開発に力を入れています。また、徳島県立農業大学校の学生を毎年インターンシップで受け入れており、今回の「阿波すず香」の商品開発も、この繋がりから実現しました。





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