株式会社ゲート・ワンと産業能率大学 経営学部 小々馬ゼミ、学生が企画したポテトチップスのCMが「FamilyMartVision」で放映開始

2025年7月8日

株式会社ゲート・ワンと産業能率大学経営学部 小々馬敦ゼミは、産学連携プロジェクトの一環として、学生が企画した「ファミマル ポテトチップス 絶品うすしお味」のCMを、FamilyMartVisionで放映しました。

Z世代への効果的なアプローチを目指したCM放映

本プロジェクトは、リテールメディアがZ世代の消費行動に与える影響を検証することを目的としています。小々馬ゼミの学生は、Z世代の購買動機やシーンを分析し、同世代に響くキーワードや若者言葉を取り入れたCMを企画しました。アンケート調査に基づき、「気分爆上げ」といったキーワードや、ポテトチップスの「サクッとした食感」を強調した表現を盛り込んだ複数のアイデアを提案。審査を経て選ばれた1案を元に、15秒のCMが制作されました。

放映概要と目的

CMは、2025年6月24日（火）から7月7日（月）までの2週間、首都圏のファミリーマート約2,900店舗に設置されたデジタルサイネージ「FamilyMartVision」で放映されました。昼・夜帯に各2枠の放映を予定していましたが、実際の放映時間帯については公式発表がありません。

このCM放映を通して、Z世代の来店促進と購買意欲の向上、そしてFamilyMartVisionにおけるZ世代への効果的なアプローチ手法の検証を目指しました。放映後には、売上効果の検証も実施する予定です。

学生による企画と制作

学生たちは、Z世代の価値観や消費行動を深く理解した上で、ターゲット層に訴求力のあるCM制作に取り組みました。複数案の提案と審査を経て、最適な表現方法が選択された点が、本プロジェクトの特徴と言えるでしょう。

FamilyMartVisionとゲート・ワン

FamilyMartVisionは、全国のファミリーマート店舗に設置されたデジタルサイネージです。ゲート・ワンは、このデジタルサイネージを活用し、様々なコンテンツを配信しています。本プロジェクトでは、FamilyMartVisionの特性を活かし、Z世代へのターゲティング広告を実施しました。

株式会社ゲート・ワンは、デジタルサイネージへのコンテンツ配信を行うメディア事業を展開しています。

産業能率大学 経営学部 小々馬敦ゼミ

小々馬敦ゼミは、マーケティングを通じて社会貢献を目指すゼミです。Z世代・α世代の価値観と行動特性の研究を行い、企業との産学連携プロジェクトを通じて実践的なマーケティングスキルを学生に提供しています。本プロジェクトもその一環として実施されました。ゼミの活動は、研究レポートや公開セミナー、メディアを通じて社会に発信されています。

まとめ

本プロジェクトは、産学連携によるZ世代への効果的なマーケティング手法の検証という点で、今後のリテールメディア戦略やマーケティング活動に貴重な知見を提供するものとなりました。 学生主導による企画・制作、そしてFamilyMartVisionというプラットフォームの活用は、新たな広告アプローチの可能性を示唆しています。売上効果検証の結果が、今後の展開に大きく影響を与えるものと期待されます。