- ユーグレナ社、新・注入型美容液『CONC ブライトインジェクション』発表会レポート
2025年6月25日、株式会社ユーグレナは、次世代エイジングケア化粧品ブランド『CONC』から新製品「CONC ブライトインジェクション」の発売を記念し、オンライン発表会を開催しました。 本発表会では、同社シニアブランドマネージャー 安藤崇氏と、美容皮膚科医の貴子先生(松倉クリニック代官山院長・日本形成外科学会認定専門医)が登壇しました。
開発の背景:年齢による肌印象の変化への着目
発表会で安藤氏は、まず開発の背景として、肌の不均一な色や色ムラ、質感などが見た目の年齢印象を大きく左右し、実年齢より10~15歳も老けて見える可能性があるという調査結果を紹介しました。さらに、お客様からの「シミを気にされる」「子どもからシミを指摘された」といった声がきっかけとなり、本製品の開発に至ったと説明しました。
CONC ブライトインジェクション:ナイアシンアミド10%配合のノック注入型美容液
「CONC ブライトインジェクション」は、年齢によるくすみや乾燥小じわ、凹凸影といった肌悩みにアプローチする、ノック注入型のマイクロニードル美容液です。ナイアシンアミドを10%配合し、革新的なノック注入型ニードルによって、有効成分を角層まで届けます。安藤氏は、「2023年6月に発売した『CONC リンクルインジェクション』に続く、注入型美容液第2弾」と位置づけ、高濃度ナイアシンアミドによる透明感への期待感を述べました。
美容皮膚科医の視点:幅広い肌悩みに有効なアプローチ
貴子先生は、美容皮膚科医の立場から「CONC ブライトインジェクション」の魅力を解説しました。ユーグレナエキスやセラメントに加え、ナイアシンアミドを高濃度配合している点を評価し、ブライトケアとエイジングケアの相乗効果に期待を示しました。さらに、年齢によって異なる肌悩み(若年層のニキビ跡や毛穴の黒ずみ、30代後半以降のくすみ・たるみ毛穴など)に対して、ナイアシンアミドの角層内への注入が有効なアプローチであると説明しました。
注入型ならではの浸透力とバランスの取れた処方
貴子先生は、注入型の高い浸透力を安藤氏に確認し、塗布型と比較して、マイクロニードルによる注入の方が効率的に成分が角層に浸透することをデータで示されました。また、高濃度ナイアシンアミド配合でありながら、肌へのやさしさに配慮した処方設計についても高く評価しました。安藤氏は、一般化粧品だからこそ可能な高濃度配合を強調し、3種のビタミンC、セラメント、ユーグレナエキス、次世代型レチノールなど、複数の成分を配合することで、肌の明るさ、ツヤ、ハリをサポートする設計であると説明しました。
ホームケアにおける使用方法と推奨ポイント
貴子先生は、「CONC ブライトインジェクション」は痛みが少なく、毎日継続しやすい点もメリットだと指摘しました。使用箇所については、くすみが気になるCゾーン、ハリ・弾力が欲しいほうれい線まわりや目元・額・眉間、毛穴が気になる頬・小鼻まわりなどへのポイント使いが推奨されると説明されました。さらに、使用時に軽く押し当てることでリンパを促し、引き締め効果も期待できると述べました。
安藤氏は、貴子先生のアドバイスを受け、リンパ促進を意識した使用法を取り入れることを表明しました。
貴子先生からの美容アドバイス:トータルなアプローチの重要性
安藤氏からホームケアについての質問に対し、貴子先生は睡眠の質、ストレス管理、栄養バランスの重要性を強調しました。抗酸化ビタミン、オメガ3、コラーゲン・ヒアルロン酸系のサプリメントの有効性や、適度な運動、半身浴による血行促進も推奨しました。紫外線対策として、SPF30以上・PA+++の日焼け止めを3~4時間ごとに塗り直すこと、帽子や日傘の併用をアドバイスしました。 その上で、「CONC ブライトインジェクション」は、紫外線対策などの予防ケアと併用することで、透明感とハリ・ツヤの向上に役立つと結論づけました。
株式会社ユーグレナについて
株式会社ユーグレナは、世界で初めて微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術を確立した企業です。「Sustainability First」を企業理念とし、ユーグレナやクロレラを活用した食品、化粧品などの開発・販売、バイオ燃料の製造開発、サステナブルアグリテック領域などの事業を展開しています。
まとめ
本発表会では、新製品「CONC ブライトインジェクション」の特徴と、美容皮膚科医の視点からの評価が示されました。 高濃度ナイアシンアミドと注入型による高い浸透性、そして肌への配慮を両立した処方は、エイジングケアに関心を持つ消費者のニーズに応えるものと言えるでしょう。 継続的な使用による効果への期待感と、専門家による使用アドバイスは、消費者の安心感と信頼感の向上に繋がるものと考えられます。



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