2025年:UNHCRブランド「MADE51」取扱い開始と六本木蔦屋書店でのポップアップイベント開催
株式会社三栄コーポレーション(東証スタンダード上場、証券コード8119)は、2025年6月、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)ブランド「MADE51」の取扱いを開始しました。
「MADE51」は、難民の手による製品を国際市場に届けるUNHCRのグローバル・イニシアチブです。難民職人が伝統技術を用いて一点ずつ手作りした、ビーズ細工や刺繍のバッグ、ポーチ、アクセサリーなどが特徴です。 各商品は、難民の経済的自立と人権尊厳の向上に貢献する取り組みとして販売されます。
六本木蔦屋書店でのポップアップイベント
国連が制定した「世界難民の日」 (6月20日)に合わせ、2025年6月19日(木)から7月16日(水)まで、六本木蔦屋書店1階フェアスペースにて「MADE51」のポップアップイベントが開催されました。 世界各地から集められた様々な商品が展示・販売されました。
イベント概要
- 場所: 六本木蔦屋書店 東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1階フェアスペース
- 期間: 2025年6月19日(木)~7月16日(水)
- 営業時間: 朝9:00~夜11:00
株式会社三栄コーポレーションのサステナビリティへの取り組み
三栄コーポレーションは、「健康と環境」をテーマに、「くらしに、良いものを。」という経営ビジョンを掲げています。 サステナビリティ基本方針の一環として、地域社会に配慮したブランドの取扱い、行政やNPOなど各種団体との連携にも取り組んでいます。「MADE51」の取扱いは、この方針に基づく取り組みの一つです。同社は「MADE51」の商品販売を通じて、難民の経済的自立支援とブランド認知向上を目指しています。
「MADE51」について
「MADE51」の名称は、Market Access, Design and Empowerment for Refugee Artisansの頭文字と、「1951年難民の地位に関する条約」に由来する「51」を組み合わせたものです。 UNHCRが立ち上げたこのイニシアチブは、特に女性を中心とした難民が故郷で培ったスキルを生かし、自立した生活を送れるよう支援することを目的としています。2025年現在、23か国の難民職人との連携を通じて、収入を得る機会と未来への希望を提供しています。 「MADE51」は、世界で唯一の難民による製品のグローバル・コレクションとして、難民の才能と可能性を示し、難民問題に対する持続可能な解決策の実現に貢献しています。
株式会社三栄コーポレーションについて
1946年創業の生活用品専門商社である三栄コーポレーションは、ベッド、机、鍋、キッチン用品、バッグ、スーツケース、靴、調理家電、理美容家電など幅広い製品を取り扱っています。OEM事業とブランド事業を展開し、アジアを中心に調達を行いながら、自社ブランドの企画開発や小売運営も行っています。
今回の取扱い開始の意義
三栄コーポレーションによる「MADE51」の取扱い開始は、企業の社会的責任(CSR)を果たす取り組みとして、大きな意義を持ちます。 「MADE51」を通して、消費者は倫理的な消費行動に参加し、難民支援に貢献することができます。 同時に、三栄コーポレーションは、サステナブルなビジネスモデルを構築し、企業価値の向上を目指しています。 この取り組みは、企業と社会、そして難民の未来をつなぐ重要な一歩と言えるでしょう。



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